Loop Antenna     
AFN送信所 JORF送信所
Indoor Loop Antenna for BC Band
中波放送用室内ループアンテナ。この状態でNHK第一、第二、AFN、TBS、JOQRがゲルマニュウムラジオで受信可能。停電時でも情報収集可能!


仕様:SPECIFICATION
・受信周波数:530kHz〜1650kHz
・面積:0.25u
・巻数:25ターン
・ウレタン線長さ:約50m
・ウレタン線径:0.55mm(オヤイデ電気)
・ピッチ:2mm
・コイル幅:48mm

・C:32μF
・L:770μH
・Q:1.24
・R:3.9Ω

・受注生産 納期気分次第 価格未定

2019.10.12 測定値追記
 
スペース巻きピッチガイド板
このアンテナの性能を握るピッチを保つアクリル製のガイド板の製作。4枚重ねて2mm間隔の溝を「目立てやすり」で削っていく。
 
スペース巻きピッチガイド板
工作精度は超適当、4枚重ねて万力で固定時間短縮。
 
スペース巻きピッチガイド板
スペース巻きガイド板完成。
 
スペース巻きピッチガイド板
巻線支持板の先端にガイド板を接着する。アクリル樹脂なのでアクリルの接着も可能なシリコン系弾性接着剤で接着。「ハタ金」で圧力をかけてしっかり接着。
 
スペース巻きピッチガイド板
ウレタン線がガイド板の溝に収まる。
 
ポリウレタン銅線(UEW)
10メートルぐらいのエナメル線(ウレタン線)は、どこの店でも袋入りで売っているが、それ以上の長さは、ラジオデパート前の株式会社オヤイデ電気03-5684-2151 http://www.oyaide.com/で手に入る。ポリウレタン銅線(UEW)が、小巻(P-2G 300g(グラム売り)ボ ビン(30g)巻でお店正面中央棚のど真ん中に陳列されている。UEWは充分な熱を与えると被覆が溶けて半田付けが可能、PEW(ポリエステル)は耐熱用なので半田鏝の熱で溶けない。本当は0.45(コンマ45)が欲しかったがオヤイデの親父さん「今日は巻かないよ!そこにあるだけ!」億劫がって小巻に分けてくれなかったので、しばらく悩んで他の店を回ったがやっぱりなくオヤイデのコンマ55で我慢した。そのときの親父さん、さっき悩んでいたのを覚えていて、憎らしくこのセリフ「コンマ55に決定か?」<チクショー!!>。トランスだったら電流容量は稼げるがコアに巻ききらないかも知れないだろうが!!敗戦を潜り抜けて闇市で鍛えた親父には勝てなかった。独占企業、オンリーワンには敵はない。
 
乾燥中
巻線支持板とアンテナ支持棒。水性ニス塗装後乾燥中。
 
十字加工
2枚の板を組み合わせて製作、直角の支持部品で接着固定。中々の出来栄え。金具は使っていない。アール・デコを意識したデザイン?マグロの鎌のおいしいところ?
 
アンテナ端子
熊本のハムズ・オフィスから郵送で取り寄せた「スプリング・クリップ」(アメリカではポピュラーらしいが秋葉原では見かけない)をアンテナ出力端子として採用。テレビアンテナ用フィーダーでラジオに給電。端子付近のコイルは余長で意味は無い。性能にも影響ない。後にバリコンをマウントし選択機能を付加できるようループのセンターに端子を設けた。ウレタン線の固定には硬化が早いホットメルト接着剤を使用。
 
台座
ユザワヤで購入したトールペインティング用の丸い板をサイズ違いで2枚使用、水性ニス塗装後、木工用ボンドで接着、「Gクランプ」でしっかり固定。購入時隙間なく合わさる2枚を選ぼう。
 
台座に固定
フィーダーはワニ口クリップでゲルマラジオのアンテナ端子に接続。
 
完成
完成!セラミックイヤホンとは思えない良い音質でAFNを聞くことが出来た。ループアンテナは指向性があるので方向調整が必要、アンテナの角度から放送所(送信所)の方向もわかる。
ループアンテナ  
   


AFN American Forces Network
AFN送信所 (810KHz 50kWD)
Camp Drake の唯一未返還の土地にある。米軍無線局は全て日米安全保障条約に基づく電波法適用対象外の局であるため、コールサインや免許がない

2006年 1月から6月 送信鉄塔をトラスから円管に建て替え
   
和光送信所向けのSTL?は、横田ABにある近くの居住施設(写真中央)の屋上から送信されていたと思われる

AFN STL (Studio to Transmitter Link) TX?
写真中央鉄塔の右方向(東)を指向しているグリッドパラボラアンテナが和光送信所方向と思われる

写真の鉄道架線は八高線
 
2018.10 iPhone5SE
   
AFN STL (Studio to Transmitter Link) RX
和光送信所の敷地西南に位置するアンテナタワー上部には、STL受信用のグリッドパラボラアンテナが設置されている

以前、プログラムは、横田基地からSTLで送られていた。安定性を確保するためだろうか、現在は、無線回線から有線回線に変更されているようだ
   
アンテナ鉄塔基部の様子

グレーに塗られたオースチントランス(航空障害等へ電気を送るためのトランス)がぼんやり確認できる
   
この中はアメリカ.米軍の軍用犬がパトロールしているとある.
   
電波送信中 危険!!
AFN Tokyo http://www.yokota.af.mil/afn/
2012 横田基地 友好祭  
 2012 横田基地 友好祭にて 2012.08.19

 友好祭 会場案内となりに AFNテント
 EAGLE810 Tシャツ 1,500円 サイズはアメリカンサイズ
 EAGLE810 ナップサック 1,000円
 以上お買い上げ
 AFN ステッカー 100円
   
 AFN Tokyo Eagle 810
http://www.afnpacific.net/Local-Stations/Tokyo/
https://www.facebook.com/eagle810/
   
   
RFラジオ日本 http://www.jorf.co.jp/
アール・エフ・ラジオ・日本送信所

送信所は多摩川土手に置局し、空中線は道路を跨いだ向かい側の河川敷に架設されている。

JORF 1422kHz 50kW D
土手の上には道路が走っている。局舎と送信空中線の間に公道がある放送所は珍しい。
送信空中線
日本では支線を副導線(ダウンリード)として利用するダウンリード式が多い。

南西向きの支線のうち空中線最上部への支線にダウンリードが設けられているのが確認できた。

 
 

https://goo.gl/maps/9joi9U6SZrYsYT1F6
 Google map より
 
 
 
 
 
 
神奈川県をサービスする免許であるため、エリア外への放射を制限する目的で、東京都側への出力は弱められている。

指向性用ダウンリード、南西向きの支線一つが整合函に接続されている。
オースチントランス、給電引き出し碍子
雷対策用ボールギャップ、台碍子
支線アンカー、空中線最上部への支線に電荷バイパス用コイルが設けられていた。
支線碍子と電荷バイパス用コイル
111m支線式円管柱 (電気興業)
間近に接近できる珍しいラジオ送信設備。

若いカップルのデートにはお勧めできません。防護壁を設けたとしても電磁波障害が心配です。