工作教室
 
・ 子ども科学実験教室
・ ブラットハーラー・スピーカーを作って鳴らそう

・ ぼくらの鉱石ラジオ作り
 
 こども科学実験教室
 
第8回
「アジレント・テクノロジー こども科学実験教室」
アジレント・テクノロジーは、通信機器の測定器や化学分析機器を開発製造している企業。http://www.agilent.co.jp
 
灯りって美しい 情熱・感動 エジソン電球  http://www.agilent.co.jp/go/jpcommunity/
科学技術分野への社会貢献活動の一環として、4年生以上の小学生を対象とした科学実験教室「第8回アジレント・テクノロジー こども科学実験教室」が、本社・八王子事業所で開催されました。

エジソンが使ったのと同じ京都の竹でフィラメントを作り、暗くした部屋の中で電圧をあげて点灯させる実験を行なった。こだわりが違う!
 
竹ひごフィラメント加工中、表面の硬い部分を使用する。
 
加工中の竹ひご
 
ステンレスのチューブに炭素粉末と一緒につめて、ガスバーナーで7,8分焼いた竹ひごフィラメント
 
炭素フィラメント、高温1600度で焼くのがポイント。
 
この電極にフィラメントを装填する。

コンセントは抜いておいておく。
 
ビーカーでカバーする。 感電防止、飛散防止!
 
真空引きは大変なので窒素ガスで空気(酸素)を追い出す。ビーカーの注ぎ口からシューッツとね。
窒素が足りないとフィラメントは一気に燃えてしまうぞ。
一瞬のきらめきが好きな人はいいが・・・。
 
電圧は20−30Vスライダックで調節する。
ゆっくり調節する事。
 
ウォー! ついたー!! エジソン電球 実験の巻き

19世紀後半にトーマス・アルヴァ・エジソン(1847-1931)が実用化に成功した白熱電球の製作。

エジソンは白熱電球のフィラメント用としてさまざまな素材を試した結果、日本の京都産の竹の繊維を炭化させたものを使い、白熱電球の実用化に成功した。

関連リンク
オンライン自然科学教育ネットワーク(ONSEN) http://www.onsen-web.org/
 
終わり
 
 
ブラットハーラー・スピーカーを作って鳴らそう  
放送博物館 夏休み工作教室 2006
  Blatthaller Siemens & Halske Modelle Lautsprecher Technikgeschichte
 
Schmaler Blatthaller
Elektrodynamischer Grosflachenlautsprecher von Siemens & Halske, kleinere Variante des quadratischen Blatthallers von Riegger.
http://www.medienstimmen.de/ela/lautsprecher/modelle/siemens/gr/
fischer_lichte1931_155.htm
Blatthaller
AES / A History of Audio Engineering and Magnetic Recording Before 1943 Headphones and Loudspeakers Martin Schildbach Siemens AG, Frankfurt/M, Germany The ”Blatthaller” was developed in 1924, also at the Siemens & Halske Laboratory, by H. Riegger and was the first loudspeaker to be operated electrodynamically according to the principle of the plunger coil, with a large-area ”piston membrane”. This development marked the beginning of the real age of large-scale public address systems in Germany. The ”Blatthaller” was used for the first time for a major broadcast in 1925 at the official opening of the Deutsches Museum in Munich. In later years also, up until 1933, it was used successfully as the so-called ”Giant Blatthaller” for broadcasting speeches at numerous events. With the largest model ever made, distances of several miles could be covered under the right weather conditions. However, the stability of the rectangular piston membrane, measuring approximately 15 x 35 cm and made of lightweight metal, was slight and its mass was too great for high frequencies.
http://www.fsfl.se/backspegel/annons_kl.html
 
フレミングの左手の法則

「F B I だ 手を上げろ!」 と覚えましょう。

親指が F 電磁力の記号 [ F ]

人差し指が B 磁束密度の記号 [ B ]

中指が I 電流の記号 [ I ]

左図は、誠文堂新光社 絵で見るエレクトロニクスのABC 泉弘志 より引用
記号を付け加えました。
 
上部は、スチロールパネルの振動板に取り付けられたコイル。ボール紙の巻き枠に手巻き。ちょっとムラがある。子供の工作なのでお愛嬌。

下部は、特注磁気回路
 
アンプを付けて、パワード平面ラウドスピーカーだ!ボイスコイルのインピーダンスが低いのでアンプの性能には注意が必要。

作りは決して精巧ではないが驚くほどのクリアなサウンドその辺のドンシャリスピーカーは見習え!音が前に出てくる感じがなんとも気持ちよい。バランスも自然でお休みのひと時に枕元で鳴っても邪魔にならないいつまでも聞いていたい癒しのサウンドだ。
  
 
 
ぼくらの鉱石ラジオ作り
銀河通信社訪問 http://www.kenji-kobayashi.com/2005.5.28work.html
銀河通信社 GINGATSUSHINSHA http://www.aoiginga.com/
小林健二氏による鉱石ラジオのワークショップ「ぼくらの鉱石ラジオ作り」が風の旅行社「風カルチャークラブ」の主催で行われた。会場は小林健二氏の銀河通信社アトリエ。銀河通信社は、東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅を下車し徒歩10分弱ぐらいのところにある。
豊澄電源機器株式会社
途中、海外出張のステップダウン・トランスやラジオの並四トランスなどでお世話になった「トヨデントランス」本社を発見!東京都文京区小石川4-16-1。
銀河通信社事務所 GINGATSUSHINSHA
・銀河通信社 http://www.aoiginga.com/
・風のカルチャークラブ 
 http://kaze-culture.com/program/OZ12-K-0326K.htm
・関連
 http://kaze-culture.com/kaikouki/OZ11-K-1106K/index.html
銀河通信社アトリエ GINGATSUSHINSHA http://www.kenji-kobayashi.com/2005.5.28work.html
小林健二氏は今回のワークショップのために鉱石ラジオキットをデサインした。このワークショップは大変参加希望者が多く、本来2回のところ3回行われ、さらに2005年の3月、5月にも追加で企画された。参加の動機は小林健二氏のアトリエでのワークショップということである。
銀河通信社 GINGATSUSHINSHA
電子工作台
銀河通信社 GINGATSUSHINSHA
ガレージを改造した書庫、科学関連の書籍がおよそ2万冊。ぎっしり特に歴史的なもが多いのに驚いた。
銀河通信社 GINGATSUSHINSHA
小林氏蔵書の<ほん>の一部、明治、大正、昭和と歴史的な蔵書がいっぱい少年技師著者の山北藤一郎やスピーカー作りで著名な長岡鉄男の著書も写っている。
「ぼくらの鉱石ラジオ作り」
製作した鉱石ラジオの同調用コイル。トイレットペーパー、サランラップなどの紙筒にウレタン線を巻きつける。左:私、右:息子、技術の差わかりますか?ただ、見た目と性能は一致しないのが高周波の世界。ちなみに数値は、私:397μHでQは未測定、息子:342μHのQは1.08であった。
「ぼくらの鉱石ラジオ作り」
ツマミを丸棒から切り出して製作、ベルトサンダーで表面仕上げと面取り中!
「ぼくらの鉱石ラジオ作り」
鉱石を固定する穴を吉田鐵工所のボール盤で加工中。貫通しないようにゲージを見ながら慎重に。
「ぼくらの鉱石ラジオ作り」
鉱石(方鉛鉱)を銀と錫を成分とする融点の低い特殊な合金を流し込み固定する。
「ぼくらの鉱石ラジオ作り」
組み立て完了、小林氏のチェックを待つ。左:私、右:息子の作品。
「ぼくらの鉱石ラジオ作り」
不思議な空間のアトリエでのワークショップ。
「ぼくらの鉱石ラジオ作り」
息子の作品、動作は正常!
小林健二氏 www.kenji-kobayashi.com/
小林健二氏1957年東京生まれ。科学にとても精通した芸術家で、現代の鉱石ラジオの分野では第一人者。著書「ぼくらの鉱石ラジオ」(このHPのMY BOOKを参照)自然現象の知識はとても深くさまざまな自然現象を利用した作品を数多く制作し独特な表現方法で見るものを惹きつける。また、作品に使用する多数の工具を所有し知識も豊富。とても気さくな人柄で私が夢見る理想の活動をしている。写真は大型の鉱石ラジオについて解説中。
「ぼくらの鉱石ラジオ作り」
後日、ニスで塗装し、画鋲を太鼓釘に変更し、セラミックイヤホンも半田付けした。
「ぼくらの鉱石ラジオ作り」
小林氏にサインを頂いた。
「ぼくらの鉱石ラジオ作り」
コイルの渋い輝き、また一つコレクションに加わった。
 
ぼくらの鉱石ラジオ作り